日常の生活に追われている事が幸せ

たまたまつけたTV番組で、農家の人が言った言葉がとても印象に残っている。それは、「日常の生活に追われている事が幸せ」という言葉だ。

2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震のNHKドキュメンタリー番組「希望の大地~北海道 厚真町 ふたりの開拓物語」で最後に松平信子さんが話していた。

お米に関わる伏見稲荷の信仰者から見て収穫間際のお米を刈り取ったら復興補助金を出さないと決めた行政判断に衝撃を受けた。

二次災害や不平等の観点もわかるが人間の尊厳を踏みにじる発想になっているところがつらい。廃棄ではなくせめて収穫したお米を行政が補助金の財源として接収する形もあったはずなのに。残酷だと思う。

幸せの形とは何か、正解はないかもしれないけれど、一人ひとりが必要とされる環境の中で、日々自分にできることを精一杯こなしていくことが幸せのひとつではないかと僕も思う。

そうだ、もっとがんばりたい。
さぁ、がんばろう。
では、このへんで。