生意気だけどかわいらしい「である」調

断定口調の「である」ばかりだと息が詰まる。そう感じたことはないだろうか?書いている本人が言うのも変だが大和楽のこのコラムを読み返して感じた。

前回のコラムは「です。ます」調になっている。である調で書き上げた後に違和感を抱いて書き直したからだ。

何かを紹介するときの締め言葉といえば「おすすめだ」以外に、ですます調のサラッと流れる「おすすめです」と、である調のガシッとした「おすすめである」がすぐに浮かぶ。どちらかというと「である」は断定的だ。

「である調」で有名な台詞に「吾輩は猫である」がある。生意気さの中になんともいえないかわいらしさを感じた。「です」ではそうはいかない。「吾輩は猫であります」もあるが。

小生は……と書きかけ、ふと演劇以外で耳にしないと思った瞬間、着信メールに小生の文字があった!?書生ではない。

言葉の選び方、行間で表現の幅はすごく広がる。書き方次第で何とでもなるのかもしれない。

そうだ、もっとがんばりたい。
さぁ、がんばろう。
では、このへんで。