一つのログラインから出発した映像作品の終着点

BSデーライフで放送中の『グッド・ドクター 名医の条件』(The Good Doctor)と言う海外ドラマを見た。ドクターとしての適正(才能)を持った自閉症の主人公が成長していく物語である。

映像の撮り方や脚本も素晴らしく、特に出演俳優の演技力がすごいと思った。

日本のドラマの映像はどこか漫画のコマ割り風のものばかりだ。映像作品なのにカメラが固定で漫画のようにバサバサ切り替わっていく。

海外ドラマは映画のような撮影をしていると言う。だから日本のドラマは元祖ドラマ的ドラマなのかもしれない。

グッドドクターの第二シーズンで、脳に腫瘍ができた主人公の友達である元院長が、暗いラウンジテーブルの椅子にただ座っているだけでジーンとくるシーンがあった。

CGアニメーターが今学びたいランキングにカメラワークがあった。なるほどと思う。

一つのログラインから出発した脚本から世界を積み上げていく映像作品へ。共同作業の集大成につながる、一人歩きする物語を作るのは面白そうだ。

そうだ、もっとがんばりたい。
さぁ、がんばろう。
では、このへんで。


カメラワーク
カメラワークは、写真や動画の撮影技法用語の総称、ならびに写真家の動作・活動そのものを指す用語である。 一般的に映像作品での撮影技法用語として使われる事が多い。被写体をどの角度から、どのような動きの中で撮影するかによって、表現や心理的印象を変えることができ、効果的な場面表現を行う上でも欠かせない技術となっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ログライン(ワンライン)
一行から2行で書かれた具体的な内容がイメージできる説明のこと。主に映像製作における企画書にあり製作をするかを決めるための判断材料として重要視されている。ハリウッドなどの映画製作会社では、脚本がまだない段階であっても、ログラインが面白く売れそうと判断されると、製作権利の契約が高額で結ばれると聞く。