Webでは最初の数行で記事の全容がわかる文構成が好まれる。一方、書籍や新聞の社説は言いたいことや結論が一番最後に書いてある。Webでアクセス数を伸ばすため、最初に結論を書くことを推奨する人は多い。コラムではじめに結論や自分の意見を書くことはできるか?
「どうしたら良いか」に行き着くキーワードを予測し検索エンジンに入力するのがWeb。最初の数行での判断は容易だ。書籍では結論が巻末に書いてある。起承転結が基本だ。縦長のWebページに対し紙はめくるだけ。
「コラムは、何らかの出来事について執筆者の意見を伝えるもの」と教科書にある。話しながら考え意外な展開になるコラムはおもしろい。
聞いて忘れる話で、先生が最初に伝えたことを聞き流し最後に気づく授業を思い出した。最初に結論が書かれたサスペンスは何故そうなったのか夢中で読む。色々な書き方がある。Web向きの結起承転結型コラムが無理だとは言い切れなくなった。
そうだ、もっとがんばりたい。
さぁ、がんばろう。
では、このへんで。